女優の奈緒さんが、2024年公開の映画『先生の白い嘘』に主演で出演されました。
ところが、映画公開直前に大きな問題が起きました。
性的なシーンの撮影における配慮の問題が浮き彫りとなり、大きな議論を呼んだのです。
奈緒さんの主演映画の撮影時に何があったのでしょうか?
とっても気になりますよね。
そこで今回は、
- 奈緒の主演映画で何があった?
- 奈緒と製作陣の対応は?
主にこの2つについて迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
奈緒の主演映画で何があった?
女優として、さまざまドラマや映画に出演されている奈緒さん。
そんな奈緒さんですが、2024年公開の映画『先生の白い嘘』に主演で出演されました。
同映画は、鳥飼茜の同名漫画を原作とした映画で、男女間の性の格差や不平等をテーマにした衝撃的な内容となっています。
奈緒さんは主人公の高校教師・原美鈴を演じ、親友の婚約者から性的被害を受けながらも教壇に立ち続ける女性教師を熱演しました。
性的な描写を含む作品であったことから、この映画の撮影にあたっては繊細な配慮が必要とされました。
インティマシー・コーディネーター起用拒否
映画の公開直前、三木康一郎監督のインタビューが大きな物議を醸すことになりました。
奈緒さんが性的シーンの撮影のためにインティマシー・コーディネーターの起用を要望していたにもかかわらず、監督がこれを断っていたことが明らかになったのです。
インティマシー・コーディネーターとは、性的シーンの撮影時に役者をサポートする専門家のことです。
監督は「間に人を入れたくなかった」という理由で、この要望を断っていました。
この発言が公開前日に報じられ、SNSなどで大きな批判を呼ぶこととなりました。
奈緒の対応と製作陣の謝罪
問題を受けて、7月5日の映画公開初日の舞台挨拶で、三木監督は謝罪することとなりました。
一方、奈緒さんは「私は大丈夫です」と発言。
「権力に屈することなく対等な関係で監督とも話し合いをしました」と説明しましたが、「不十分だと思う部分が正直ありました」とも語っています。
製作陣は撮影時の配慮について説明を行いましたが、問題の深刻さを受けて以下のような対応を取ることになりました。
・公式サイトのあらすじから一部表現が予告なく削除
・パンフレットの発売が延期
・興行成績はトップ10入りを果たせず
その後、12月11日にBlu-ray&DVDの発売とデジタル配信が決定しています。
まとめ
今回は、奈緒さん主演の映画『先生の白い嘘』で起きた問題についてお伝えしてきました。
映画『先生の白い嘘』では、性的シーンの撮影に関して奈緒さんがインティマシー・コーディネーターの起用を要望しましたが、監督がこれを断っていたことが明らかになりました。
この問題は、日本の映画業界における性的表現や撮影現場での配慮について、大きな議論を巻き起こすきっかけとなっています。
映画業界全体での意識改革が求められており、今後の制作においてはより慎重な対応が必要とされています。
それでは、ありがとうございました!
コメント