俳優として数々の作品で活躍している林遣都さん。
そんな林遣都さんですが、これまでにいくつかの医療ドラマに出演されています。
演技力の高さで知られる林遣都さんが、医者役でどのような演技を見せているのか気になりますよね。
そこで今回は、
林遣都が医者役のドラマ3選！
を紹介していきます。
林遣都が医者役のドラマ3選！
林遣都さんは、これまでに3つの作品で医者役を演じています。
『レジデント〜5人の研修医』（2012年）では救命救急センターの研修医を、『キッチン革命』（2023年）では東京帝大医学部の医師を、『犬部！』（2021年）では獣医師を演じました。
それぞれの作品で、異なる背景や個性を持つ医師を演じており、林遣都さんの演技の幅広さが伺えます。
『レジデント〜5人の研修医』で演じた矢沢圭
2012年10月から12月にかけてTBSで放送された『レジデント〜5人の研修医』は、5人の新人研修医が救命救急センターで成長していく姿を描いた青春群像劇です。
林遣都さんが演じた矢沢圭は、児童養護施設で育った過去を持つ研修医です。
矢沢圭は、幼少期に母親に捨てられたという辛い過去を抱えながらも、医師として患者のために尽くす姿勢が際立つキャラクターでした。
短気で感情を表に出すことが多い一方で、内面には人間的な温かさを秘めており、同僚や患者に対して深い思いやりを持つ人物として描かれています。
役作りのために、林遣都さんは髪型をショートにするなど、外見的な変化も行いました。
物語の中で矢沢は、母親との再会や過去のわだかまりに直面し、時に自暴自棄になることもありましたが、仲間たちとの絆を通じて成長していきます。
特に同僚の新城紗知との関係を通じて、自己理解を深めていく様子が印象的でした。
『キッチン革命』での香美昇一役
2023年に放送された『キッチン革命』では、東京帝大医学部附属医院の先輩医師である香美昇一を演じました。
香美昇一は、当時猖獗を極めていた脚気の治療研究に情熱を注ぐ医師として描かれています。
軍人の間で多発していた脚気は、国家的な課題となっており、その原因究明と治療法の確立に向けて、医学部の仲間たちと共に研究に打ち込む姿が描かれました。
医学と食の関係性に着目し、栄養学的なアプローチから脚気の原因を追究していく過程で、当時の医学界の常識や権威と対立する場面もありました。
林遣都さんは、時代の壁に立ち向かいながらも、真摯に研究に取り組む若き医師の姿を繊細に演じ切りました。
特に、患者の症状と向き合う診察シーンや、研究室での実験に没頭するシーンでは、医師としての責任感と研究者としての探究心が垣間見える演技を披露。
また、同僚との議論や上司との対立シーンでは、医学に対する真摯な姿勢と信念を持った医師像を表現しました。
明治時代という激動の時代背景の中で、新しい医学の発展に貢献しようとする情熱的な医師を演じた本作は、林遣都さんの演技力の幅広さを示す重要な作品となりました。
『犬部！』での花井颯太役
また2021年の映画『犬部！』では、獣医師として動物保護活動に奮闘する花井颯太を演じています。
この作品は実話を基にした物語で、林遣都さんが演じる花井颯太は動物病院を開業する一方で、殺処分される犬猫たちを救うため、保護活動にも熱心に取り組む獣医師です。
動物愛護センターに収容された犬や猫たちの命を救うため、休日返上で保護活動を行う姿や、飼い主との信頼関係を築いていく過程が丁寧に描かれています。
保護された動物たちの治療シーンでは、獣医師としての専門性と優しさを兼ね備えた花井颯太の人物像を、林遣都さんは繊細な演技で表現しました。
また、保護活動を行う中で直面する現実の厳しさや、それでも諦めずに動物たちのために奔走する姿を通して、獣医師ならではの葛藤や使命感を映し出しています。
人間の医師役とは異なる視点から、命を救う医療者としての在り方を示した作品となりました。
まとめ
今回は、林遣都さんが医者役で出演したドラマ作品をご紹介しました。
『レジデント〜5人の研修医』では研修医として成長していく姿を、『キッチン革命』では研究に携わる医師としての姿を、『犬部！』では獣医師として動物たちに向き合う姿を演じました。
それぞれの作品で異なる医療者像を演じ分けた林遣都さんの演技力には目を見張るものがありますね。
医療ドラマに限らず、様々な作品で活躍する林遣都さんの今後の活動にも注目していきたいですね。
それでは、ありがとうございました！
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