「ロンブー」の愛称で親しまれてきたお笑いコンビの「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さん。
今回は、田村亮さんが経験した不祥事と、その後の歩みを時系列でわかりやすくまとめました。
それでは早速、本題に入りましょう!
ロンドンブーツ田村亮の不祥事とは?

2019年6月、田村亮さんは事務所を通さずに反社会的勢力主催の会合に出席し、現金を受領したことが週刊誌で報じられました。
参加したのは特殊詐欺グループの忘年会であり、亮さんは50万円、一緒にいた宮迫博之さんは100万円の謝礼を受け取ったとされています。
この行為は“闇営業”と呼ばれ、吉本興業を通さずにギャラを直接受け取る契約違反でした。
当初、田村亮さんは金銭の受領を否定していましたが、後に事実を認めて謝罪しました。
反社会的勢力との関わりは、芸能人として致命的な行為で世間の信頼を大きく損ねました。
謹慎処分と謝罪会見の波紋
闇営業報道を受けて吉本興業は、2019年6月24日に亮さんを含む11人の芸人を当面の謹慎処分としました。
謹慎後に開かれた7月20日には、田村亮さんと宮迫さんによる記者会見が行われました。
この会見では、詐欺被害者に向けた謝罪と同時に、吉本興業の不誠実な契約対応や「会見したら全員クビ」と言われた事実も暴露しました。
田村亮さんは、当時の会社との対立構造を世間に知らしめました。
吉本興業との関係変化と独立までの道のり
田村亮さんの謹慎期間は約半年に及び、2020年1月10日に芸能活動再開が吉本興業から発表されました。
再開時は直接の所属ではなく、相方の田村淳さんが設立した株式会社LONDONBOOTSを通じたエージェント契約という形でした。
この形態は吉本と協力しつつも、亮さん本人の意志と裁量がより反映される仕組みでした。
そして2023年末には、吉本とのエージェント契約を終了し、フリーへと完全に独立する道を選びました。
2025年6月24日には、長年活動を共にしてきたロンドンブーツ1号2号の解散が発表されました。
闇営業問題がきっかけで始まった亮さんの芸能人生の変化は、最終的に大きな節目に至りました。
まとめ
田村亮さんの不祥事は、2019年の闇営業問題が発端となりました。
反社会的勢力との関わりが明らかとなり、活動停止と謝罪会見によって社会的な批判を浴びました。
その後は、半年の謹慎を経てエージェント契約による芸能活動再開を果たしつつ、自身の責任と選択で道を切り拓きました。
2023年の独立と2025年のコンビ解散は、一連の経緯の集大成とも言える大きな決断でした。
これらの出来事は、亮さん本人だけでなく吉本興業にも大きな影響を及ぼし、日本のお笑い界にとっても重要な転機となりました。


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